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会計士の独立関連

税理士会登録の時の思わぬトラブル

公認会計士が独立してやっていく場合には、税理士登録をすることが一般的なわけですが、私も多分に漏れず、税理士登録をしました。その際に、ちょっとしたトラブルがあったのでご紹介。

登録完了から証票交付までの手続き書類がこない

完璧に覚えているわけではないのですが、登録書類を提出した時に、会員登録課の方から今後の流れというような紙を頂きます。受付番号とかが書かれていて、何か提出後に問い合わせがある場合は、この番号を名乗るようにと言われているものが書かれているような紙なんかも渡されます。

そこで、日税連における登録完了を通知するはがきが来るとともに、税理士証票の交付式までの間に、何かが届いて、それまでにするべきことが載っているので、よく見てください、というようなことが伝えられていたような気がします。

私の場合は、はがきは来たのですが、証票交付式までの手続き関係の書類がなかなか送付されませんでした。まったくなぜなのかは不明です。その時すんでいたマンションは、配達の人の投函ミスと思われる事態がそれなりの頻度であったので、警戒はしていたところです。

確か、交付式が、火曜日か水曜日なのに、その前の金曜日の時点で、何も手続きがわからない状態だったので、さすがに東京税理士会に問い合わせをしたら、既に届いているはずだと言われました。そうはいっても届いてないから、何も手続きわからないんだけど、事前にやることって何かあるのですかと聞いたら、会費の振込等の手続きは事前にお願いしているというが、口座がわからないし、その他にも見ておかないといけないであろうものがあることが明らかでした。再送してくれても同じ事態が起きる可能性を考慮して、あわてて金曜日に千駄ヶ谷まで取りに行きました。会員登録課の方は、いつも思うのですが、丁寧にいろいろやってくれるので、すごく助かります。

書類を手に入れて、その金曜日のうちに振込等を急いで手続きしました。いちおう夕方以降にやっても月曜日であれば間に合っている状態なので、気にしなくて良かったのでしょうが、経理をやっている人の性といいますが、着金遅れてる人がいると心配になるよなぁということで、振込は金曜日に着金するように急ぎました。

その時点では私はファンド運営会社のバックオフィス Vice President 兼 持株会社のバックオフィス Vice President 兼 VCの取締役投資分析担当という、いかにも忙しそうな肩書が並んでいる人でしたが、その実態はやることさえやっておけばよいと言っていただける素敵な社長のおかげでかなりのライフワークバランスを謳歌する、他の会社の人からみたらサボリーマンにしか見えない就業形態の人だったので、午前中に東京税理士会に電話して、やばいと分かった時点で、月末日であったにもかかわらず、颯爽と退社して対処できていたような記憶があります。

これから登録する人に伝えたいこと

日税連の登録完了から証票交付式の間がちょうど1週間くらいしか私の場合はなかったのですが、これが通常より長い準備期間なのか短いのかはわかりません。ただ、本来であれば、登録完了日の翌日には少なくとも23区とかに住んでいる人であれば、必要書類も届いているはずということを前提に、登録完了日から2日たっても書類が来なければ、さっさと東京税理士会に直接伺って、手続き書類をもらいにいったほうがいいです。登録完了日は最初の書類提出の時点で分かっていると思いますので、よほどの事情がない限り、登録完了日⁺3日目あたりに手続きをする日と決めて、有給をとっておくなりしておくのがいいのではないでしょうか。

 

 

なお、書類は交付式前日の月曜日になぜか届きました。おそらく投函間違いで受け取った人が、うちのポストに入れてくれたのだと思います。