経営力を加速させる / キャリアプランを築きあげる
コーチング

コーチングを受けて、ビジネスプランを明確にする

コーチングをビジネスとして立ち上げるにあたり、自分がコーチングを受けることにしました。

最初はコンサルを受けようと思っていたのですが、初回コンサルを受けてみて、自分に必要なのはコーチングを受けることだと思い3か月のプランでコーチングを受けることにしました。

実際にコーチングを受けて、私が何を得ようとしているのか、まとめておきます。似たような状況の人にも参考になると思います。

コンサルを受ける理由

そもそもコンサルを受けようと思っていたのは、プロポーザルの作成や営業ツール、価格戦略について手伝ってもらおうと考えたからです。特に、プロポーザルについてはテンプレート的に提供してもらえればと考えていました。

改めてコンサルで得ようとするものは、やはり、特定のツールであったり、それこそ自分がプロポーザルをコンサルの人に書いてもらおうと考えていたことが自分の期待値としてありました。

私がコンタクトをした方は、コンサル出身のプロコーチで、コンサルも提供している人だったため、その方にコンサルを依頼しました。

この自分自身の行動にはやはり示唆があって、私がその方にコンタクトを取ろうと思ったのは、コーチとして合いそうだなぁという感覚とともに、その方の経歴が開示されてあることと、何よりコンサルが商品として存在していることをWeb siteに記載していたからです。当たり前のことですが、コンサルは特定の提供してもらいたいものがドンピシャでWeb siteに商品として記載されていると、非常に申し込みがしやすいことを改めて気づかされました。

会計事務所としてコンサルも当然のように提供していますが、どういうコンサルが提供できるのか、その結果、何がクライアントは得られるのかが、具体的であれば、ある程度以上価格が高めでも申し込まれやすいのだろうなという、当たり前のことかもしれませんが、改めて感じた次第です。

コンサルではなくコーチングを受けることにした理由

初回セッションで自分のビジネスプランのまとまりのなさに気づく

初回のコンサルセッションは体験ということもあり、90分の時間をかけてもらえたのですが、さすがプロコーチということもあり、コンサルの中でもコーチング的な話し方をしてくれて、コーチングそのものについての話をレクチャー的に受ける中でも、自分がやりたいことってそもそもなんだっけということについて、改めて気づかせてくれて、かつ、具体化が進んでいきました。

具体的に何に気づいたかというと、

  1. 自分が立ち上げようとしているコーチングビジネスのうちキャリアコーチングについては、クライアント像がかなり明確だということ。
  2. キャリアコーチングについては、会計士・税理士の若手をメインターゲットにしようというところは間違いないにせよ、ビジネスとしては会社単位のビジネスを導入して経営者の助けにするという考え方もあるから、今後の検討課題だということ。
  3. 経営者向けコーチングの位置づけがまだ自分の中でフワフワしているということ。もっと具体的にいうと、経営者向けコーチングをビジネスにしようと思ったきっかけでもあり、これに価値があるからやりたい、という自分の考えが、このセッションの中だけで具体化してきた。

気づいたこと3つのうち、1はもうOKで、2は将来のプランとしてメモにしておいて、3はクリティカルな気づきです。

正直、ここをガチガチに固めておかないと、せっかくコンサルを受けても、自分のやりたいこととのパーフェクトマッチが起こらず、それこそプロポーザル等をせっかく作ってもらっても、いまいち自分で生かしきれないものになると気づきました。

そこで、コンサルではなくコーチングを受けることにしたのです。

コーチングを受けて得たいもの

今回のコーチングを3か月受けることで、自分のビジネスプランの中で、自分がどういう背景で具体的にどういうことを実現してもらうため=商品に、経営者向けのコーチングを提供しようとしているのか、を明確にしようと思います。

セルフコーチングでは全然至らなかったところに、一気にいけそうです。

結果的に、今回得ようとしていることは、自分がどんなサービスを提供しようとしているのをどんどん明確にしていくことになると思うので、自然とプロポーザル等に落とし込んでいくことができると思います。そして、そのプロポーザルは自分で作るとしても、より納得感のある利用しやすいものになるであろうし、必要であれば、そこからコンサルを受ければよいと感じています。

まとめ

本当に自分のコーチングビジネスについてプロコーチにコンタクトして正解だったと思います。結果的にコンサルではなくコーチングを受けるという結論に至れたことも、自分の中では満足しています。

それとともに、やはり自分の商品が何かをブラッシュアップするとともに、クライアントが何を得られるのかを明確にすることは、我々のようのサービス業は非常に重要だと改めて気づきました。今回受けるコーチング/コンサルは時間単価3万円ですが、私は結構躊躇なく受けようと思うことができました。これは私が受けられる価値が明確だとWeb site等から伝わったからだと思います。

Web siteである必要はないけれど、自分たちのやりたいサービスについては、明確な表明とその裏付けをしっかりと表現していくことが必要だと、会計事務所側のビジネス側にも刺激を得ることができたのがよかったです。